話をするときはその場にあった話題を提供する。会話上手は自然とこれをしている。今回はこのことについて研究した結果をまとめた。

目次
場に合った話題の提供
話をする時って、何について話すか、相手に何の話題を振るかってことがある。
例えば合コンで「トランプ大統領の政治手腕についてどう思う?」とかいきなり話し出すとちょっとおかしい。
「あ、この人ないな」と速攻で思われるかもしれない。
その場にあった話題というものがある。ビジネスシーンなのか、合コンなのか、婚活なのか、デートなのか、ご近所さんとの雑談なのか、友達同士との飲み会なのか。
何の話題で話すかという話題の提供によって盛り上がったり、盛り上がらなかったりする。
会話上手は自然と場に合っている話を振っている。会話下手は、「え、今その話する?」みたいな話をしてしまう。
まずは場に合った話題の提供についてみていく。
MATSUぼっちという番組の暗闇コンでのマツを取り上げてみた
場に合った話題の提供の例として、MATSUぼっちという番組でのマツを取り上げる。
ちなみにこの番組は
『松本利夫にとって未知の世界を潜入取材し、ゲストのEXILE TRIBEメンバーらとともに先入観とズレを調査するという内容で毎週お送りしていきます♪』
という番組。
この番組の企画で、元エグザイルの松本利夫(マツ)が暗闇コンに参加したのだ。
暗闇コンとは
何も見えない状態、暗闇の場所で食事や会話などを楽しみ、お互い誰が来ているかどんな顔かわからない中で行う。わかるのは声だけ。全員がアイマスクをつけて入室し退室まで何も見えない。最後に気になった異性をメモに残し、両思いになったカップルのみ、主催者からお互いのアドレスが送られてくる。
顔ではなく内面で判断できると。これが暗闇コンらしい。
マツは有名人なので一般的に顔が知られてるが、これなら顔がバレないので、人間性で行ってこいとスタッフに後押しされ、出席者には内緒で参加することに。
暗闇コン開始
スタッフからの案内で合コン中はニックネームで呼び合うことに。
マツ:ダイちゃんで。
参加者のニックネーム。
男:ダイちゃん(41歳)、カンスケ(24歳) 、あっくん(20歳)
女:あいちゃん(26歳)、ともちゃん(30歳)、くみちゃん(27歳)
こんな感じの呼び名と年齢
みんなニックネームを言ったあと、暗闇の中でアイマスクをつけたまま軽く飲み物を飲み、スタッフからの案内でみんな自己紹介してからの雑談している。その後料理が運ばれてくる。食事は会話のきっかけ作りとのこと。みんなアイマスクをしているので、運ばれてきた料理が何か当てるなどしながらしゃべっている。
他に、こういう時何しゃべるのかな。と思いながら僕これ見てた。
「好きな男性のタイプは」→いきなり?
「彼氏いるんですか」→愚問ですね
「何でここに来たんですか」→野暮な質問だな
「いや~最近はいい天気ですね」→何しに来たんだ。
「みんな何カップですか」→死ねよ
「休みの日って何してますか」→ベストではない・・
と思ってたら、マツはこの状況で一番ナイスな話題を提供した。
マツ :みんな誰に似てるのかな?
真っ暗闇。アイマスク。合コン。この状況において完璧な話題。ベストチョイス。
これにはここに来ていた人たちみんな「お~」ですね。
もうこの場に合った一番の話題だね。しかもこの話なら、誰かにこう言われたことがあるとかで比較的答えやすいし、盛り上がる。
参加者:あ~!
女1:それめっちゃいいですね!
女2:ダイちゃん(マツ)は誰に似てるんですか?
マツ:ダイちゃんはね・・ヒュー・ジャックマン
参加者:・・・ヒュー・ジャックマン・・
参加者がヒュー・ジャックマンをあまり知らず。。。知らんのかよ。最近の若い者はXメン、ウルヴァリンを見ていないのか
マツがわかりやすい人で言い直すことに
マツ:松崎しげるさん
参加者:え~渋い。
ちなみに他の参加者は
男1:サッカー選手の清武って言われますね
男2:言われたことがあるのは、神木隆之介
女1:昔ボブだった時は上野樹里。ノダメみたいって言われてました。
女2:言われたことあるのが眞鍋かをり
女3:前言われたのは観月ありさ
マツ:結構ハードル上げたね笑
会場:笑
こんな感じで盛り上がる。
他には普段どんな服装をしているか聞くとかがありますね~と主催者。
主催者側ももちろん盛り上がりそうな企画を用意していて、暗闇コンではメインとなる2つのイベントがあるらしい
イベント1:女性が男性のにおいを嗅ぐ
イベント2:お互いの手の感触を確かめる
なんともハレンチな合コンだな。楽しそう。ちょっとやらしい位が盛り上がるんじゃないかと考えられたイベントらしい。
その後も盛り上がりながら暗闇コンは終了した。
合コン終了後、テレビが入っていたことを他の参加者にも伝え、マツ以外の2人の男性に話を聞いたところ
男1「(マツが)完全に1番人気だと思ってました」
男2「(マツに)もってかれてたな~って」
僕もそう思った。場に合った話題の提供。ノリ、声・・うん、マツが一番。さすがエグザイルでやってきているだけあるのか、人生経験によるものなのか、マツはおもしろかった。
結果としては女性陣全員別々の男性を選んでいた。年齢層が違うからね。似てるのが松崎しげるっていうのも・・。
場に合った話題というのはそれだけで話の種になり、盛り上がることができる。
場に合ってない話題の提供
場に合ってない話題の提供で盛り上がらないことがある。話は続くが盛り上がらない。それは話題提供のミスチョイスがある。盛り上がる会話術は相手の興味、共感、共有できる話題。相手も話してくれるからといって、相手が盛り上がっているとは限らない。
僕と友達との飲み会での体験談
場に合ってない話題の提供?で盛り上がらなかった僕の体験があるので取り上げてみる。
友達に誘われて学生時代の同級生の集まりに参加したときがあった。男女比率はほぼ半々の友達約15人で、横一列の席なんだけど、鍋を挟んで男女友達5人くらいでざっくり3つのグループに分かれて座ることになった。
どこの席に座ろうかと思っていると
・盛り上げるのが上手い友達についていく人
・かわいい女の子がいる方へ座りにいく人
・普段からつるんでいる友達の席に座っていく人
こんな感じで各々座る場所に分かれて行く。
久しぶりに参加した僕は余った席に座った。同じ席に座ったメンバーを確認したところ、友達のA君以外聞き役が主なメンバー構成、盛り上げ役不在、主体性なし。これはちょっと盛り上がりにくいかもしれないとこのとき思った。誰が話し出すか模索している感じのところ、A君がMC役を務め、だらだらと世間話をグループのみんなにふっていくけど、僕と同じく会話下手な為あまり盛り上がってこない。
そうこうしていると僕らのグループを尻目に横のグループが「恋愛話」で盛り上がりだした。横が盛り上がっているのを見たA君は、まだエンジンがかからない僕らのグループも盛り上げてくれようと、話題の提供。
「ペットの話」
盛り上がらない。
ここでその話は微妙じゃない。いや人によっては盛り上がるかもしれないけど、僕らのグループはノリノリではないし、その話で盛り上げられる人もいない。僕ペット飼ったことない。特に盛り上がることもなくA君が出した話題でお酒を飲みながらしゃべってた。
・自分が飼っている犬の話、散歩が大変、犬と猫をペットにするならどっち、ペットとの生活等々主にこういう話題。
自分で話題を提供した責務からか、A君はペットの話についてワンマン体制で話し続ける。自分が飼っているペットの話をぺらぺらぺらぺら、とても長かった。一応それに軽くのる僕らのグループなんだけど、盛り上がってはいない。やっぱりみんな会話下手ということが響いていたのかな。
女の子らは「こっちのグループの男はつまらんな」という感じの退屈具合。盛り上がらないのは男のせいという感じの他力本願でしらけた顔をしているように感じた。
こんな感じの飲み会始まりだった。だからあまり親しくない友達がいる飲み会は好きでない。じゃ行くなよという話なんだけど。
横のグループで盛り上がっている「恋愛話」が聞こえてくるが、これがちょっとおもしろい。その話題に参戦したい連中が僕らのグループからしれっと抜けて横のグループへ移籍していく。僕らのグループ人数減。盛り上がってないことに気づいてはいる僕らのグループはそろそろ話題を変えたいがペットの話をずるずるしている。
特に沈黙とかはなく話しているけど、盛り上がらない感じ。
この状況を察した友達のB君が、横で盛り上がっている「恋愛話」に舵を切った。
単純に同じ話題にしたこととタイミングがあまり良くなかったのか、みんなすぐには乗り切れず、するとすぐさま「ペットの話」に戻すA君。舵取り失敗撃沈B君。
話題変えにチャレンジするも安易に横のグループで盛り上がっている話題をもってきてしまったかなという感じのB君は、場の空気を変えて盛り上げようとしてくれていいやつだ。
そして、やっとペットの話も終わり、次は「仕事の愚痴」の話になった。そしたらなんか知らんけどやっとエンジンがかかり盛り上がりだした僕らのグループ。飲み会開始35分経過後の、突如発生したビックウェーブ。乗れる乗れる。みんなその波に乗り急に話し出す。先ほどの浅い会話でなく、みんな乗って話し出す。突如スイッチオン。みんな何かしら仕事に不満があるもんだな。
そしたら、「恋愛」話で盛り上がっていた横のグループが波の終演を迎えてきたらしく、向こうのグループに逃げてった人達が戻ってくる。常に盛り上がっているところばっかに参加し、自分で場を盛り上げようとはしない金魚の糞みたいな人達だ。
ざっくりこんな感じの飲み会だった。僕は大勢の飲み会とか好きじゃないけど、盛り上げることができない会話スキルと笑いのセンスだから、こういう場に行くのが嫌なんだと思う。盛り上がるときは盛り上がるんだけど、そうでないときの落差が激しい。盛り上がるか盛り上がらないか運任せ。おもしろい友達がいるところは常に笑いのビックウェーブが起きている。
「その場に合った話題の提供」。もちろん盛り上げることができる話術が必要なのは必須だが。
最後に
話を振る際に
天気・健康・趣味・恋愛・家族・出身地、・・・その場に一番合っているものはどれか。
例えば、合コンや婚活で
仕事の話→趣味の話→恋愛の話としていく。
これは特に大きな問題はない。
天気の話→政治の話→相手がのっていない話をえんえんと・・
これで会話を続けていると、「何しに来たの」ということに
もちろん天気の話で盛り上がればそれでもいい。政治の話で盛り上がるならそれもいい。
相手がのってきそうかどうか
沈黙がない、話が続いたからといって良いわけではない。
その場を察知し、その場に合う話題を提供することが一番相手が乗りやすい。
ちょっとご近所さんに会ったときに恋愛話はおかしいでしょう
その場に合った話題というものを提供できるのが会話上手な人の要素の1つ。

