できるオウム返し 

今回の会話術でオウム返しを取り上げる。

はいはいありきたりの定番オウム返しと思われるかもしれないが、これは頻繁に言われている会話の話法。相手の言ってきたことをそのまま返して反応する。

オウム返しはアホの一つ覚えみたいによく言われている話法だが、なぜそれだけ言われているかというとやっぱり効果的だから。会話上手の人はオウム返しをしよう!と思っているわけではないかもしれないが、ごく自然と使っている。
別にこんなことは普段の会話でもやっていること。「海行ったよ」「海ですか~」とか普通に言うしね。オウム返しという話法をしっかり理解し身につける。

オウム返しはNLPでバックトラッキングと言われている。NLPというのは神経言語プログラミングと言い、人間心理とコミュニケーションに関する学問。
専門的に認められている話法でもある。

相手の興味・関心事(宝)を探すことで大学の友達が僕に「海に行ってきた」と話しかけてきた会話を取り上げる。

友達のA君が「海に行ってきたよ」と僕に話しかけてきたとき、彼は海で女の子4人と友達になったという話がしたかった。しかし僕の質問の仕方が悪くA君が話したかった話題までいかず違う話になり、特に盛り上がることもなくダラダラ話していた。その後A君は友達B君にも同じ話をしていたが、会話上手のB君は女の子4人と友達になった話でAくんと大いに盛り上がっていた。
話術一つで人と盛り上がることができるか、できないかの分かれ道となる例を以前取り上げた。
この友達との会話を参考にし、オウム返しを使った場合について確認していく。

Aくん
Aくん

海行ってきた

このように友達が話しかけてきたときオウム返しを使い

僕

海行ってきたんや。

こんな感じ・・だとオウムと会話しててもよくないかとなる。人と会話しているんだから反応と感情を注入

反応と感情を入れたオウム返し

Aくん
Aくん

海行ってきた

僕

お!海行ってきたんや!いいな~

反応と感情を入れることで人間ぽくなる。オウム返しは話の方向をそらさずにリアクションできるから良いのである。海で女の子と友達になったということがA君の話したかったポイントだった。オウム返しをすることで相手から話したいことを言ってきてくれてたかもしれない。

Aくん
Aくん

海行ってきた

僕

お!海行ってきたんや!いいな~

Aくん
Aくん

の子と友達になったわ

こうなって、今回相手が本当に話したかった興味・関心事がある話題(宝)があっさりでてきたかもしれない。

相手が本当に話したい話題が出てきたら、それは盛り上がる種なので、そこから話を膨らませていける。それは友達のBくんがやって盛り上がっていた。

僕の場合は

Aくん
Aくん

海行ってきた

僕

どこ行ったん?

とすぐ話を掘っていった。そして、それからどんどん話の方向性がずれていき、最終的にはAくんが話したかった女の子と友達になったという話まで行かずに僕が別の話をはじめてしまい、この話題は終わってしまった。別にこの質問自体が悪いわけではない、この後も相手が話したいことを引き出せずに終わってしまったことがよろしくない。

オウム返しで反応みて、相手がそれ以上情報を出してこなかったら、質問するという使い方ができる。

オウム返し後ワンテンポ置いてからの質問

Aくん
Aくん

海行ってきた

僕

お!海行ってきたんや!いいな~

Aくん
Aくん

・・・・

僕

どこの海行ってきたん?

こんな感じでワンテンポおいて、話し出さなかったら質問する。

そしたらまた相手が情報を出してくれるので、そこから相手が本当に話したいポイントはなにかと探っていく。そして引き出す。という風に繋げていける。

急に話しをしてきたときに質問を考える時間稼ぎもできる。

急な話題振りに感情多めのオウム返しで質問時間稼ぎ

Aくん
Aくん

海行ってきた

僕

お!海行ってきたんや!いいな~・・ 僕も行きたいな~・・最近行ってないな~。。・・ どこの海行ってきたん?

もっと稼ぐ場合

オーバリアクションしながらのオウム返しで質問時間稼ぎ

僕

お!海か~~~~~~~~~!いいな~~~~~~~~~!!

大げさ?

どこに反応するのか見極めることも大事。これは前回取り上げた”会話の中で反応する場所を見極める”だ。会話術は複合的に合わせて使わなければいけない。

会話の中で反応する場所を見極めながらオウム返し

Aくん
Aくん

男4人で海行ってきて女の子4人と友達になったわ~。

とこんな感じで話してきた場合。

1. 男4人ってそれ何繋がりの友達?

2. どこの海行ってきたんよ?

反応するオウム返しポイントはそこじゃない。

前提である会話の中で反応する場所を見極めていると

3. 女の子4人と友達になったん?

とここにオウム返しの反応ができ、このワードを拾える。

相手が本当に話したいことを探って引き出すためにもオウム返しという話法は使えるのである。

注意事項

頻繁にオウム返しばかりしていたら、それはただのオウムだよ。もはやオウムでいいのではないかとなる。会話だからタイミングをはかることが大事。

~オウム返しのまとめ~

・反応と感情を入れる。

・ワンテンポ置いて、相手の反応見てからの質問

・オウム返しばかりのただのオウムにならないようにする

・とりあえずのオウム返しで質問時間稼ぎもできる

・前提条件である相手と会話が盛り上げるポイントは何かアンテナを常に張りながら反応する場所を見極めてオウム返し

オウム返しは会話術でよく言われる話法。話の方向性をそらさずにリアクションできるので、使いやすい。